LP制作で成約率を3倍にした5つの要素|Webマーケターが解説
LP(ランディングページ)の平均成約率は、業界平均でわずか2〜3%と言われています。つまり、100人が訪問しても97〜98人は離脱しているという衝撃の現実。しかし、特定の要素を正しく実装したLPでは、成約率が10%を超えるケースも珍しくありません。本記事では、Webマーケターとして数十のLP改善に携わった経験から、成約率を3倍にする5つの要素を解説します。
要素①ファーストビューで3秒以内に伝わるキャッチコピー
ユーザーがLPに訪問してから離脱を判断するまでの時間は、わずか3〜5秒と言われています。この短時間で「このページは自分に関係ある」と感じさせるキャッチコピーが不可欠です。
効果的なキャッチコピーの条件は3つ。①誰に向けたサービスか明確にする、②どんな課題を解決するか伝える、③得られるベネフィットを数値で示す、この3点を盛り込むことで、ファーストビューの離脱率を大幅に下げることができます。
例:「売上が伸び悩む中小企業のための/3ヶ月で問い合わせ数を2倍にするLP制作サービス」のように、ターゲット・課題・成果を一文に凝縮することがポイントです。
要素②信頼を積み上げる社会的証明(実績・口コミ・導入企業)
ユーザーは「本当に効果があるのか?」という疑念を常に抱いています。この不安を解消するのが社会的証明です。
特に効果的な社会的証明は以下の3種類です。
- 数値実績:「導入企業500社以上」「平均成約率向上率230%」など具体的な数字で信頼を構築する
- 顧客の声:実名・顔写真付きの口コミは匿名のものと比べて信頼性が格段に高い
- 導入企業ロゴ:知名度のある企業のロゴを掲載するだけで、サービスへの信頼感が大幅に向上する
社会的証明はLPの中盤に配置するのが効果的。読者が「本当に大丈夫?」と思い始めるタイミングで提示することで、離脱を防ぎCTAへの誘導につながります。
要素③読み進めさせるストーリー構成(PASONA法則)
成約率の高いLPは、単に商品説明を並べているのではなく、読者を自然にCTAへ誘導するストーリー構成になっています。その代表的なフレームワークが「PASONA法則」です。
- Problem(問題):読者が抱える課題を明確に提示する
- Agitation(煽り):その問題を放置した場合のリスクや損失を伝える
- Solution(解決策):自社サービスがどのように問題を解決するか示す
- Offer(提案):具体的なサービス内容・価格・特典を提示する
- Narrowing(絞り込み):期間限定・数量限定などの希少性を訴求する
- Action(行動):明確なCTAで次のアクションを促す
このフレームワークに沿ってコンテンツを構成するだけで、読者の心理的な流れに沿ったLPが作れます。
要素④スマホ最適化(80%がスマホユーザーの現実)
現在、多くの業種でLP訪問者の70〜80%がスマートフォンからのアクセスです。にもかかわらず、PC画面で見映えのするデザインにこだわり、スマホ表示がおろそかになっているLPは非常に多く見られます。
スマホ最適化で特に重要なポイントは以下の通りです。
- 文字サイズ:本文は16px以上、見出しは20px以上を確保する
- ボタンサイズ:CTAボタンは指でタップしやすいよう縦44px以上を確保する
- 表示速度:PageSpeed Insightsでモバイルスコア80以上を目標にする
- 縦スクロール設計:横スクロールが必要なレイアウトは厳禁。全要素を縦1列で完結させる
スマホ表示のチェックは、デザイン完成後に実機で必ず確認してください。エミュレーターでは再現されないレイアウト崩れが発生することがあります。
要素⑤CTA設計(色・文言・配置の黄金律)
LPの最終的な目的は、ユーザーに行動(お問い合わせ・購入・登録)を促すことです。どれだけ良いコンテンツを作っても、CTA(Call to Action)の設計が悪ければ成約には至りません。
色:CTAボタンの色は、ページの基調色と補色関係にある色を使うことで視認性が高まります。オレンジ・緑・赤が高いクリック率を示すとされていますが、最終的にはA/Bテストで検証することが重要です。
文言:「送信する」「申し込む」といった受動的な文言より、「無料で相談する」「3日以内に成果を確認する」といったベネフィットを含む能動的な文言の方がクリック率が高くなります。
配置:CTAはファーストビュー・コンテンツ中盤・最下部の最低3箇所に配置するのが基本です。特にファーストビューのCTAは、ページ全体の成約率に大きく影響します。
LP制作は、デザインの見た目だけでなく、心理設計・コピーライティング・技術的な最適化が複合的に絡み合っています。自社でのLP制作に課題を感じている方は、ぜひcortisマーケティングへご相談ください。
