【実践版】SEOキーワード選定の完全手順|中小企業・個人事業主が今すぐできる5ステップ
「ホームページを作ったのに、アクセスが全然来ない」——そう悩んでいる中小企業・個人事業主の方に、まず聞いてほしいことがあります。それはキーワード選定を正しくやっているか、ということです。
私たちcortisは横浜市保土ヶ谷区でパーソナルジムを運営しながら、Webマーケティング会社としてcortismarketing.comで54本の記事を実際に公開してきました。その中で学んだ最大の教訓がこれです——キーワード選定を間違えると、どれだけ良い記事を書いても検索上位には一切来ない。
逆に言えば、キーワード選定さえ正しくできれば、文章力がそれほど高くなくても検索流入を獲得できます。この記事では、私たちが実際に失敗・成功を繰り返しながら確立したSEOキーワード選定の完全手順を、5ステップで解説します。
キーワードの3種類を理解する
まず大前提として、SEOのキーワードには大きく3つの種類があります。この分類を理解しないまま記事を書き続けると、的外れなキーワードで労力だけ消費することになります。
① ビッグキーワード(月間検索数:10,000回以上)
例:「SEO」「ダイエット」「ホームページ 作り方」など。検索数は多いですが、競合が超強力(大手メディア・上場企業)なため、中小企業・個人が上位を狙うのはほぼ不可能です。立ち上げ初期のサイトでビッグキーワードを狙うのは、プロボクサーに素人が挑むようなものです。
② ミドルキーワード(月間検索数:1,000〜10,000回)
例:「SEO 対策 中小企業」「パーソナルジム 横浜」など。ビッグキーワードより競合が少なく、ある程度の検索数も期待できます。ただし、ドメインパワーが育ってきた段階(目安:記事20本以上、運営12ヶ月以上)から狙い始めるのが現実的です。
③ ロングテールキーワード(月間検索数:100〜1,000回)
例:「SEO キーワード選定 初心者 無料ツール」「横浜 保土ヶ谷 パーソナルジム 料金」など。検索数は少ないですが、検索意図が明確で購買・問い合わせに直結しやすく、競合も少ない。立ち上げ期の中小企業・個人事業主が最優先で狙うべきゾーンです。私たちcortisも最初の30本はすべてロングテールで固めました。
【5ステップ】実際のキーワード選定手順
では具体的な手順を見ていきましょう。特別なツールや費用は不要です。無料でできる方法だけを紹介します。
ステップ1:Googleサジェストでキーワード候補を洗い出す
まずはGoogle検索バーに自分のビジネスに関連するキーワードを入力し、サジェスト(自動補完)に出てくるキーワードをすべてメモします。
例:「ホームページ SEO」と入力すると…
- ホームページ SEO 対策 自分で
- ホームページ SEO キーワード
- ホームページ SEO 費用
- ホームページ SEO チェック
このサジェストは「実際にユーザーが検索している言葉」のデータです。つまり需要が確実に存在するキーワードということ。これを20〜30個リストアップするところから始めましょう。
コツ:入力後にスペースを入れてから「あ」「い」「う」などひらがなを追加すると、さらに多くのサジェストが出てきます。「ホームページ SEO あ」→「ホームページ SEO 上げ方」など。
ステップ2:検索ボリュームを無料ツールで調べる
候補キーワードをリストアップしたら、それぞれの月間検索数(検索ボリューム)を確認します。無料で使えるツールは以下の2つです。
① Googleキーワードプランナー(無料)
Google広告アカウントがあれば使えます。ただし無料版では「1,000〜1万」のようにざっくりした数値しか出ません。それでも「多い/少ない」の判断には十分使えます。
② Ubersuggest(無料プラン)
月3回まで無料で検索できます。検索ボリューム・SEO難易度・上位サイトの情報が一覧で確認できるため、初心者に特におすすめです。私たちも立ち上げ初期に頻繁に使いました。
目安となる検索ボリューム:
- 100未満:ニッチすぎる可能性あり。狙う価値を慎重に検討
- 100〜500:ロングテールの理想ゾーン。初期サイトに最適
- 500〜2,000:ミドルとロングテールの中間。競合次第で狙える
- 2,000以上:競合が激しくなるため、ドメインパワーが必要
ステップ3:競合チェックで「勝てるか」を判断する
検索ボリュームだけ見て記事を書くのはNGです。そのキーワードで既に上位表示されているサイトの強さを確認しなければ、勝ち目があるかどうかわかりません。
確認すべきポイントは3つです。
① 上位サイトはどんなサイトか?
Googleで実際に検索して、1〜10位のサイトを確認します。大手メディア(マイナビ・リクルートなど)や公式サイトが上位を独占していれば、中小企業が割り込むのは困難です。逆に個人ブログや中小企業のサイトが上位にあれば、チャンスあり。
② 上位記事の文字数・内容は?
上位3記事の文字数をざっくり数えます。3,000字程度なら自分も3,500字以上で勝負できます。1万字超の専門記事が並んでいれば、そのキーワードでの競合は相当厳しいと判断します。
③ Ubersuggestの「SEO難易度(SD)」を確認
0〜100のスコアで、40以下なら初心者・中小企業でも上位を狙えるゾーンです。私たちの基準では、立ち上げ初期はSD30以下のキーワードだけを選ぶというルールを徹底しました。
ステップ4:キーワードに優先順位をつける
ここまでのステップで出てきたキーワード候補を、以下の基準でスコアリングして優先順位をつけます。
私たちが使っている3軸評価:
- 検索意図の明確さ(A〜C):A=問い合わせ・購入につながる、B=情報収集、C=意図が不明確
- 勝てる確率(高・中・低):競合難易度とドメインパワーのバランス
- ビジネス関連度(高・中・低):自分のサービスに直結するか
3軸すべてが高評価のキーワードから優先的に記事を書きます。「検索ボリュームは大きいが検索意図が曖昧」より「検索ボリュームは小さいがビジネス直結」のほうが、問い合わせにつながる可能性が圧倒的に高いです。
ステップ5:実際のタイトルへ落とし込む
キーワードが決まったら、そのキーワードを含む記事タイトルを作ります。タイトル作成の3つのルールです。
① メインキーワードをタイトルの前半に置く
Googleはタイトルの前半を重視するため、「SEOキーワード選定の方法」より「SEOキーワード選定|初心者向け手順」のほうが効果的です。
② 数字・具体性を入れてクリック率を上げる
「方法」より「5ステップ」、「解説」より「2024年最新版」など、具体的な数字や時制を入れるとクリック率(CTR)が改善します。私たちの実験では、数字入りタイトルはそうでないものと比較してCTRが平均1.3〜1.8倍改善しました。
③ 32文字以内を目安にする
スマートフォンのGoogle検索では、タイトルが長すぎると途中で切れて表示されます。重要なキーワードが切れないよう、32文字前後に収めましょう。
cortisが実際にやったキーワード選定の失敗と成功例
理論だけでなく、私たちが実際に経験した失敗と成功をご紹介します。
【失敗例】ビッグキーワードを狙って半年間無駄にした
cortismarketing.comを立ち上げた当初、私たちは「ホームページ 作り方」「SEO 対策」といったビッグキーワードで記事を10本書きました。当時の考えは「検索数が多いキーワードで上位になれば一気に集客できる」というものでした。
結果:半年経っても10本すべて圏外(101位以下)。検索からの流入はほぼゼロでした。ドメイン取得直後のサイトで、大手メディアと同じキーワードで戦うのは無謀だったのです。
この失敗で、立ち上げ初期の6ヶ月間は完全ロングテール戦略に切り替えました。
【成功例】地域×業種×悩みのロングテールで3位獲得
戦略を切り替えて書いた記事の一つが「横浜 中小企業 ホームページ 集客」という3語キーワードの記事でした。月間検索数は約200回とそれほど多くありませんが、Googleの検索3位を獲得。しかも検索してくる人は「横浜の中小企業でホームページから集客したい」という明確な意図を持っているため、問い合わせ率が高い。
このような「地域名+業種+悩み・ニーズ」の組み合わせは、地域密着型の中小企業・個人事業主に最も適したキーワード戦略です。パーソナルジムの記事でも同様のアプローチで、「保土ヶ谷 パーソナルジム ダイエット」というキーワードで検索上位を狙い続けています。
【成功例その2】競合が少ない「悩み解決型」キーワード
「ホームページ 更新 頻度 SEO」というキーワードは月間検索数300回程度ですが、Ubersuggestの難易度スコアが22と非常に低く、記事公開から2ヶ月で6位に入りました。「悩みや疑問をそのままキーワードにする」という発想が有効です。
ユーザーが実際に疑問に思っていること(「更新頻度はどれくらいがいいの?」)をそのままキーワードにすると、競合が意外と少なく、上位を獲りやすいケースが多くあります。
中小企業・個人事業主向けのキーワード戦略まとめ
ここまでの内容を踏まえて、中小企業・個人事業主が今すぐ実践すべきキーワード戦略を5つのポイントでまとめます。
1. 最初の6ヶ月はロングテール専念
ドメイン取得から6ヶ月は、月間検索数100〜500回のロングテールキーワードのみを狙います。まずサイトの「実績」を積み、Googleに評価されるドメインパワーを育てることが最優先です。
2. 地域名を積極的に組み合わせる
「SEO対策」より「横浜 SEO対策 中小企業」のほうが競合は少なく、かつリアルな顧客につながりやすい。地域密着ビジネスなら「地域名+サービス+ターゲット」の3語キーワードを意識してください。
3. 1記事1キーワードを徹底する
1つの記事で複数のキーワードを同時に狙おうとすると、Googleに「何の記事なのか」が伝わらずに評価されません。1記事につきメインキーワードは1つに絞り、関連キーワードはサブとして自然に組み込む程度にとどめましょう。
4. 検索意図を最優先に考える
同じ「SEO キーワード」でも、「SEO キーワード 選定 方法」は「知りたい」意図であり、「SEO キーワード 依頼」は「外注したい」意図です。検索意図によって書くべき内容が全く変わります。自分のビジネスに直結する意図のキーワードを優先しましょう。
5. キーワードリストは毎月見直す
トレンドや競合状況は変化します。Googleサーチコンソールで「どのクエリで表示されているか」を月1回確認し、想定外のキーワードで流入があれば、その記事をリライトして強化する——このサイクルが長期的なSEO成果を生みます。私たちcortisもこのサイクルで54本の記事を継続的に改善しています。
まとめ:キーワード選定はSEOの設計図
SEOキーワード選定は、記事を書く「前」に決まる勝負です。どんなに良い内容を書いても、キーワード選定が間違っていれば誰にも届きません。逆に、正しいキーワードを選べれば、中小企業・個人事業主でも検索上位を獲ることができます。
今日から実践できる5ステップをまとめます:
- Googleサジェストでキーワード候補を20〜30個洗い出す
- Ubersuggestで検索ボリュームと難易度を確認する
- 競合サイトを実際に検索して「勝てるか」判断する
- 3軸評価(検索意図・勝てる確率・ビジネス関連度)で優先順位をつける
- メインキーワードをタイトル前半に置いた記事を書く
「自分でやってみたけど難しい」「プロに見てほしい」という方は、cortisのWebマーケティング相談をご利用ください。横浜の中小企業・個人事業主を中心に、キーワード選定から記事制作・SEO改善まで一括してサポートしています。
ホームページ制作、まずは相談してみませんか?
cortisマーケティングでは、初期費用5,000円〜のHP制作プランをご用意。
横浜・首都圏の中小企業・店舗様の集客を全力でサポートします。
